センダイシトラクター

日曜なので、ムダに長く。


日がな一日ネットサーフィンしていたら、
機械研(大学時代のサークル)のOBページに行き当たってしまった。
http://www.geocities.jp/kikai_obog/


ていうか、管理人は私で
更新が2006年で止まっていたまま
ジオシティーズのサーバーに放っぽかれていたという事実。


たぶん、こんなかんじで漂っている情報がたくさん眠ってるんでしょうな。
ネットは広大だわ



さて、
現役時代は会長職として日記を書いていたわけですが、
いま見てみると、当時の雰囲気と焦燥感が思い出されてきて
非常に味わい深く感じました。


その中で、2001年3月、NHKロボコン参加時の日記より抜粋。
今から13年前、会場の舞台裏。


  • -

また、放送にはなかったが、エキシビジョンマッチとして、
モンゴルやパキスタンの大学からも参加していた。
パキスタンの方々には、わが京大機械研の有志が技術的なアドバイスを送った。
しかしながら、国の経済的な事情で、ロボコンする際のメイン素材である
「アルミ」が手に入らないようである。
使用していた材料も鉄の端材で、明らかに軸に無理がかかっていた。
回路のはんだ付けも、こちらが恐怖を覚えるような危険なもので、
正直言ってショックを受けた。
本番は、手を添えながらではあるが、何とか形になった。

モンゴルでは、製作する際「歯車」がなかなか手に入らなく、
入れ歯を作る道具を使い、ひとつだけある歯車を型取りして作ったらしい。
恵まれないと思っていた僕らよりもはるかに厳しい環境でもできる限りの
ことをしている姿勢には、僕らも学ぶべきことはたくさんあると感じた。

  • -


当時悪戦苦闘していたモンゴルやパキスタンの学生たちも
きっと技術分野の第一線で活躍していることと思います。


また私にとっても、もうちょっと勉強をしたいと思うようになり
大学院に行こうと考えるひとつのきっかけになりました。
(それまでの不真面目さから、院試はふるいませんでしたが…)


まあ、そんな感じで。
黒歴史をひっくり返しておわる



※写真の右下は、機械研が製作したオブジェ。
 上にどーもくんとうさじいを載せてます。
 確か、オブジェを9本のポールの上に載せて、ビンゴを狙うという
 ルールだったと思います。うろ覚え。